アルスラーン戦記 01 王都炎上」
ルシタニアとの戦争により滅亡したパルス王国の王子アルスラーンは、故国を奪還するために、少数の仲間とともに立ち上がる。

かなり正統派なヒロイックファンタジー

原作は田中芳樹。読んだことはない。
ずっと、中世ヨーロッパ風のファンタジーだと思っていたが、併録されていた田中芳樹インタビューを聞いたら、ヨーロッパ・中国あたりはやりつくされていたので、間をとって、中世ペルシアあたりを題材にしたそうだ。
ちょうど、ペルシアが、キルギスあたりのハン国に攻め込んでいた頃だろうか。
そう聞いたら、何やらイメージが沸いて楽しく聞くことが出来た。

王子が本当は正当の血筋ではなく、王子の抹殺を狙う悪人キャラが本当の王子、という設定が、田中芳樹らしい。