森薫「エマ」第1巻
 設定に対して投影されてる感傷や浪漫がとても無邪気で、少しむず痒い。
 そして、そこに展開される王道なストーリー(ちょっとトレンディドラマ?)。
 小公女セーラを思い出した(笑)。
 19世紀末という時代に熱狂的な思い入れがある人は多いから、それを考えると凄くチャレンジングな作品だと思います。
 個人的には階級云々をメイン軸にせずに、もっともっと魅力的なキャラを出してテーマパーク的作品にして欲しいです(めぞん一刻みたいに)。